HTMLモードの使用方法
HTMLモード
GNU Emacs エディタで、HTML文書を効率良く記述するために、HTMLモードが利
用できます。これは、
ftp.kddlabs.co.jp から入手することができます。
インストール
html-mode.el をバイトコンパイルし、所定の場所に移動します。そして、
ホームディレクトリにある .emacs ファイルに次のような行を書き加えます。
そうすると、".html"が付いたファイルを読み込むことによって HTML モード
に移ることができます。
(autoload 'html-mode "html-mode" "HTML major mode." t)
(or (assoc "\\.html$" auto-mode-alist)
(setq auto-mode-alist (cons '("\\.html$" . html-mode)
auto-mode-alist)))
コマンド
- C-c a
- <ADDRESS>〜</ADDRESS>を挿入します。
- C-c b
- <BLOCKQUOTE>〜</BLOCKQUOTE>を挿入します。
- C-c C-b
- <B>〜</B>を挿入します。
- C-c c
- <CODE>〜</CODE>を挿入します。
- C-c C-c
- <CITE>〜</CITE>を挿入します。
- C-c d
- <DL><DT><DD></DL>を挿入します。
- C-c e
- <DT><DD>を挿入します。
- C-c C-f
- <TT>〜</TT>を挿入します。
- C-c g
- <IMG>要素(インラインイメージ)を挿入します。
- C-c a
- <ADDRESS>〜</ADDRESS>を挿入します。
- C-c h
- <H?>〜</H?>を挿入します。?はヘッダのサイズを2〜6までで
指定します。
- C-c i
- <LI>を挿入します。
- C-c C-k
- <KBD>〜</KBD>を挿入します。
- C-c l
- リンク(anchor)指定します。"Link to"とミニバッファに表示されたら、
リンクするべき URL を記述します。
- C-c m
- <MENU><LI></MENU>を挿入します。
- C-c C-e
- <EM>〜</EM>を挿入します。
- C-c C-i
- <I>〜</I>を挿入します。
- C-c C-l
- <LISTING>〜</LISTING>を挿入します。
- C-c C-m
- <SAMP>〜</SAMP>を挿入します。
- C-c n
- 番号付きリスト<OL><LI></OL>を挿入します。
- C-c p
- パラグラフ<P>を挿入します。
- C-c C-p
- <PRE>〜</PRE>を挿入します。
- C-c r
- リファレンスポイントを挿入します。
- C-c s
- リスト<UL><LI></UL>を挿入します。
- C-c C-s
- <STRONG>〜</STRONG>を挿入します。
- C-c t
- タイトル<TITLE>〜</TITLE>を挿入します。
- C-c C-v
- <VAR>〜</VAR>を挿入します。
- C-c x
- <XMP>〜</XMP>を挿入します。
- C-c z
- Mosaic を起動して、書類のプレビュアを行います。この機能は、Lucid
Emacs v19 で使用できます(GNU Emacs v19 も可能だと思いますが、確認して
いません)。
- C-c C-r l
- リージョンで指定された領域を説明文としてリンクを作成します。
- C-c C-r r
- リージョンで指定された領域を説明文としてリファレンスポイントを作
成します。
その他、<、>、& などは、<、>、& に自動
変換してくれます。<、>、& を文書に挿入したい場合は、その文字
をタイプする前に'C-c' あるいは 'C-q'をタイプして入れて下さい
(C-c <、C-c >、C-c &)。
内容に間違いがございましたら、下記のメールアドレスまで御連絡下さい。
www-admin@kddlabs.co.jp / 1994年6月10日